スミレの仲間は、非常に種類が多く識別も困難です。以下に、福島県内で見つけたスミレをいくつか紹介します。日本海側に限定されるものや太平洋側に限定されるものも含まれています。
- キスミレ類
- 花が黄色をしています。
- オオバキスミレ
- 葉が大きく、花が黄色をしています。
- ミヤマキスミレ
- オオバキスミレの変種で、葉が3枚輪生に見えます。
- ニョイスミレ類
- 花が特に小型で薄い色をしています。
- ツボスミレ(ニョイスミレ)
- タチツボスミレ類
- 葉がハート型をしており、よく見るスミレの仲間です。
- タチツボスミレ
- もっとも一般的にどこででも見られるスミレです。花は、薄紫色が多い。
- オオタチツボスミレ
- タチツボスミレより大型で、葉が円心形。距が白くやや長めです。
- ニオイタチツボスミレ
- タチツボスミレに類似しますが、花の色がやや濃く、花びらの中心付近が明確に白くなっているのと、花柄や距などに毛が生えていることで区別できます。
- ナガハシスミレ
- 距が著しく長く、テングスミレの別名があります。
- ミヤマスミレ類
- 地上茎のないスミレの1つで、葉が細長いのも特徴の1つです。
- スミレ
- 花の色が濃く、葉は細長いさじ形。
- ノジスミレ
- スミレに類似しますが、葉のへりが波打ちます。
- アカネスミレ
- 葉がティースプーンのような形をしています。無毛のものはオカスミレ。
- エイザンスミレ
- 他のスミレとはちがい、葉がハート形やさじ形などでなく、深い切れ込みがあります。
日本の野草のページに戻る